About Vintage（アバウトヴィンテージ）の1844クロノグラフはどうか？
レトロモダンな雰囲気のデザインと高い質感と価格の高いバランスを実現している事で人気の高いAbout Vintage（アバウトヴィンテージ）ですが中でも人気のクロノグラフ、1844はどんな時計なのでしょうか？
1844はとてもシンプルなデザインが魅力のクロノグラフで一般的にクロノグラフというと多機能で特定のブランドに限らず、非常に多くの情報が文字盤やベゼルに入り、シンプルとはほど遠いものが多いですがこの1844は文字盤、ケースを一見してわかりますが非常に無駄のない削ぎ落せるところまで削ぎ落したといったデザインとなっているのが一見して特徴的なクロノグラフです。
ケースサイズは41mm、厚さ11mmでやや大判でしっかり厚みのあるサイズ感なのでこちらは一般的なクロノグラフ感があります。
ケースには316Lステンレスを採用し、懐中時計のストップウォッチを思わせるようなクラシカルさをとり入れたデザインになっていて、それでいて非常にセンスを感じるお洒落なケースデザインです。
ガラスにはサファイアクリスタルを採用し頑強ですがやや艶消し加工が施されていて反射する光がきつすぎず優しく見えるようなガラスになっていて、独特のゆるくカーブを描いた形状となっています。
ケースカラーはスチール1色のみとなっています。
ムーブメントには日本製のMIYOTA 6S11が使用されています。
About Vintage（アバウトヴィンテージ）1844の文字盤
さて続いて文字盤ですが本当にクロノグラフとしてはこれ以上ないというぐらいにシンプルに美しく仕上がっています。
文字盤そのものは完全にフラット形状で3,6,9,12時の位置に丸いインデックスがさらっとついているのみで他に凹凸は何もなく、シンプルに長短のラインが引いてあるのみのデザインなので一般的なゴツゴツしたクロノグラフが好きな人には逆に違和感を与えるほどではないかと思います。
クロノグラフはそういうバキバキでゴチャゴチャしたのがカッコいいというのもわかりますのでこのシンプルさに違和感を感じる方はこのAbout Vintageの1844は避けた方が良いのかな、とも思ってしまいます。1844はそういうクロノグラフとは明らかに違ったテイストです。
クロノグラフは上部にストップウォッチ、下部に秒針のこちらもシンプルに2つとなっており、右側にはカレンダーがつきますがこれまたシンプルなデイト表示。
文字盤も総じて全く無駄な所がない、といったものになっています。
文字盤のカラーはホワイトとブラックの2色があり、どちらも雰囲気がありカッコいいです。
About Vintage（アバウトヴィンテージ）の1844のベルト
About Vintageはベルトを自在に付け替えて楽しめるのも魅力の1つとなっていますが、1844のベルトのラインナップは以下のようになっています。
・レザー（ブラウン ダークブラウン ダークグリーン ダークブルー）
・クロコ（ブラック ブラウン）
・スウェード（ブルー サンド）
・メッシュスチール
・ヘビーメッシュ
・シリコン（ブラック グリーン）
・ナイロン（ブラック レッド）
・ナイロン ハチの巣柄
・ナイロン スチールストライブ柄
・ナイロン ウェーブ柄
1844に関してはベルトはオールラウンドに似合う時計と思います。メッシュスチール系は非常によく似合いますし、レザー系、スウェードはレトロ感とマッチし、とてもお洒落な雰囲気になります。
ナイロン系をつければ途端にカジュアルウォッチとして何の違和感もなくなってくれます。
TPOで付け替えて使うのにも使いやすい時計という事にもなるかと思います。
クロノグラフでここまでの汎用性があるように化けるものもまた珍しいと言えると思います。
一般的なゴツカッコいいクロノグラフとは一味違ったカッコよさがありますのでそういうクロノに飽きた人、ちょっと違ったクロノを、っていう人には1844はまさに最適なチョイスとなる時計ではないかな、と思います。
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